自衛隊ハンドボール界
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じえいたいはんどぼーる
50年代後半から各地でハンドボール活動が行なわれるようになり、横須賀の陸上通信学校体育班では体育科コースの1つに加えられた。そのあと各地のチームが、実業団球界の一角に加わるなどしたあと70年4月、全日本自衛隊ハンドボール連盟が設立された。その前年、「全国自衛隊選抜大会」が開かれ、71年からの「全日本自衛隊選手権」へと発展、自衛隊勝田(茨城)が79年~81年日本ハンドボールリーグ2部に加盟した。選手権には女子、少年の部も併設されたが、90年前後から球界内の足並みが乱れ、現在、日本ハンドボール協会の後援をうける大会は休会中、連盟活動は自衛隊内スポーツの「自主団体」に変わり日本協会加盟団体としては自然消滅している。現存のチームは実業団、社会人の分野に属している。防衛大学校が56年から関東学生ハンドボールリーグに参加(08年春3部)している。自衛隊体育学校(埼玉)で女子チームが国内上位を目指した時期もある。