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松ヤニ


まつやに

1950年代に東ヨーロッパの室内競技で指の滑り止めに用いられはじめた。パス技術の高度化によるキャッチングのミスをなくすために無害の工業用接着剤の「松ヤニ」を利用したとされるが、発生の正確な資料はない。日本には60年代後半持ちこまれ、70年の第7回世界選手権を目指す全日本男子が使用、一気に拡がった。日本のメーカーによる製品の開発と販売は85年。ボールが痛みフロアが汚れるため、使用禁止の大会や施設も少なくない。