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日本のハンドボール②~7人制時代~


にほんのはんどぼーるに しちにんせいじだい

1946年、国民体育大会の競技となり、48年、新学制による全国高校体育連盟が結成され、その正式メンバー(専門部)となった2つが、ハンドボールの発展に大きな力となる。48年7月1日、協会名は「日本ハンドボール協会」と改められた。「送球時代」との決別である。
52年国際ハンドボール連盟への加盟。7人制(室内)の導入、56年西ドイツ男子代表(55年世界11人制選手権優勝国=後掲)来日など活発な動きが続いたが、1964年東京オリンピックに参加できなかったのは痛恨事といえた。
1957年女子の公式試合を7人制に一本化、63年国内すべての試合を7人制とする画期的な時を迎える。
72年ミュンヘンオリンピックに採用(男子室内)され、宿願の出場をはたし、76年モントリオールオリンピックには男女出場の栄光に輝いた。男子の3大会連続出場となるべきモスクワオリンピック日本オリンピック委員会の決定で不参加となった。国内では72年中学生の全国大会、76年に男女の日本リーグが発足。80年代以降アジアの各地域で充実が目立つようになり、日本独走の時代は幕を閉じた。