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体育研究所


たいいくけんきゅうじょ

1910年代に文部省(現・文部科学省)が東京・代々木西原に開設した。22年7月、日本にハンドボールを初めて紹介した大谷武一が、この研究所の技師であったことから、その後のハンドボールの指導実習や普及の場になった。37年10月の初公式競技会・第1回関東選手権も、研究所のフィールドが会場となり、38年からは、東京学生リーグなどの会場に使われ、戦前の東京におけるホームの1つだった。現在は「渋谷区スポーツセンター」、フィールドは「渋谷区代々木大山公園運動場」として利用されている。