湧永製薬
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わくながせいやく
69年4月、ミュンヘンオリンピック実施に呼応するかのように「国際レベルの活動」を目標に大阪(本社在住地)に誕生した実業団チーム。以後、つねに国内最上位の成績と全日本代表選手を輩出、トップチームの指導者(監督)も数多く、日本の頂点強化をあらゆる面で支えている。76年から本拠地を広島県甲田町(工場所在地)に移し、練習環境などの充実とともに78年から地元・甲田町の児童にハンドボール指導を行なう活動を始めた。企業と地域のスポーツを通じての交流として、国内スポーツ界でも極めて早期に着手した行動で高い評価を得ている。
チーム名は湧永薬品―ワクナガ薬品―湧永製薬(82年から)と変わった。08年3月までに日本リーグ8回、全日本総合選手権14回、全日本実業団選手権15回の優勝を飾っている。