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ウォールハンドボール


うぉーるはんどぼーる

手で小さなボールを壁(ウォール)に2人(シングルス)、4人(ダブルス)の競技者が打ち返しあいながら得点を争う競技で我々が愛好するハンドボールとはまったく異なる球技だ。アメリカのYMCAを中心に19世紀末から発展、アメリカでハンドボールといえばこの「ウォール」を指す。ウォールは前方だけの1面から四方を囲んだ4面まである。日本での歴史は古く1927年に東京YMCAでの初の専用コートが設けられた。89年に「日本ウォール・ハンドボール協会」(東京都江東区東陽、http://www.jwha.jp/)が発足している。戦前、「掌球」と呼ばれた時代がある。
このスポーツから「ラケットボール」(racket ball)が生まれたといわれる。素手でボールを打つハンドボール系ゲームには「ペロタ」(pelota=スペイン語)、「ファイブス」(fives)などもある。