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私立高校進学・入試ガイド

浦和学院高等学校(埼玉)


 所在地  埼玉県さいたま市緑区代山172
 共学校/ハンドボール部  男女
 指導者  岩本明(55才・国士大出)、橋本知香(国士大出)
 担当者  男子・岩本明/女子・橋本知香
 問い合わせ先  TEL:048-878-2101/FAX:048-878-3335/URL:http://www.uragaku.ac.jp/
 スポーツ推薦  男女
 スポーツ特待  あり
 受験手続き期間  1月上旬
 スポーツ推薦日程  1月中旬
 公立校との併願  可
 寮・合宿所  なし
 備考  随時問い合わせを

 

全国有数の実績を誇りハンドで人を磨き抜く

 

今春こそ過去2度の優勝を飾っているセンバツへの出場を逃したものの、インターハイ予選では底力を発揮して巻き返し、じつに27年連続となる出場を果たした浦和学院。インターハイでも2度の準優勝など、大舞台での表彰台を何度も経験している全国でも屈指の強豪だ。

学校全体で努力・挫折・達成感を味わって人間を磨いていくことのできる部活動の取り組みを推奨しており、部活動の入部率は7割近い。ハンドボール部だけでなく野球部、テニス部、吹奏楽部なども全国大会の常連だ。

通称「UDIUM」と呼ばれる立派な体育館に、2つのグラウンドなど施設・設備も充実していて学校側のバックアップ体制も心強い。

こうした環境の中で、同じ部活動の仲間はもちろん、同じように高い目標に向かって努力するほかの部活動の仲間とも交流しながら切磋琢磨しているため、より意識の向上につがっていく。

部活動がさかんなだけでなく、文武両道を掲げ、高校卒業後の夢、目標に応じて3類型10コースの教育システムを提供している。その中から自分の志望校に合ったものを選択し、効果的な指導を受けることができ、難関国立、私立大学への合格者も多い。なおかつ、グローバルコースや保健医療コース、アート(美術)コースのように専門的に学べるコースもある。

こうした恵まれた環境でハンドボール部を指揮する岩本明監督は、豊富な経験、人脈を持ち、U-16日本代表を率いた経験もある。高校日本一をめざすとともに「ハンドボールを通じて人間形成」をモットーに、選手たちの将来へとつながる指導を展開している。

その岩本監督から3年間、みっちりと指導を受けた卒業生には、球界に名をとどろかせる精鋭がズラリと顔を揃える。

日体大卒業後、フランスリーグで活躍し、日本代表にも名を連ねる土井レミイ杏利選手のように世界で名を売ったり、小澤広太選手(大崎電気)、崎前健治、河内喜則選手(トヨタ自動車東日本)、加藤芳規選手(トヨタ車体)と、日本リーグで活躍中の選手も多数。

学生界でも国士大、筑波大、法大、中大、立大、駿河台大、順天大、上武大、大東文化大、東洋大、帝京大、文教大など関東を中心に卒業生の多くが在籍。日本代表入りして、今冬1月の世界選手権にも出場した玉川裕康選手(国士大)を筆頭に、山本祐輝選手(法大)、髙野颯太選手(筑波大)ら、日本球界の明日を担う好素材も目白押しだ。

浦和学院を巣立ち、大学で学んだり、日本リーグで躍動したあと、指導者として後進の育成にあたる卒業生も多い。

環太平洋大男子の前田誠一監督、国士大男子の豊田賢治コーチの元日本代表コンビをはじめ、法大を率いる佐藤浩監督、埼玉栄高男子の大高正人監督、昭和学院高男子の池畑大監督ら、各カテゴリーで卒業生が熱い指導を展開している。

高校日本一をめざすとともに、ハンドボールに関わり、貢献し続ける人材を送り出すチームの魅力、雰囲気を実際に感じてみたいという人は「浦学フェスタ」「浦学オープンスクール」といった受験生を対象とした学校見学会も設けられているので、足を運んで学校、部活動の雰囲気を体験してみるのもおすすめ。

伝統を受け継ぎつつ、進化し続ける名門で挑戦してみたいと思っている精鋭は、まず岩本監督に連絡を。