早稲田実業学校高等部（東京）

文武両道で自分を磨き高みにチャレンジ

系属の早大への推薦入学者は95%を超え、2002年からの共学化でいっそう人気が高まり、都内の私立共学校では最難関校として名高い早稲田実業。

学校をあげて初等部からの一貫教育制度や2期・週6日制を取り入れるなど教育に尽力。早大の系属校としてのメリットもフルに活かし、将来発展的な学習に必要な基礎学力を身につけ、大学の中核となりうる調和のとれた人間教育を目標としている。

校内には芸術、文化、学術といったさまざまな分野の文科系クラブ、伝統ある硬式野球部をはじめ数多くの実績を残す体育系クラブがあり、それぞれの分野で高校生たちが興味を追求して活動中だ。

創部39年目のハンドボール部も週6日の授業と練習に励み、文武両道を極めながら力を伸ばし、一昨年と今年は都総体（インターハイ予選）で3位入賞を果たした。今春からはOBで昨年、早大のキャプテンを務めた岩本岳さんがコーチに就任し、指導体制も強化されている。

チームで力をつけ、早大に進んでからもハンドボール部に名を連ねる選手も多く、現在は長谷川大耀、清原秀介両選手が活躍中。高校卒業後、つねに日本一を争う名門チームの門をたたき、さらに自分を高める挑戦ができるのも早稲田実業の大きな魅力だ。

「日々の活動時間は決して長くありませんが、メリハリをつけて勉強とハンドボールに取り組む意欲のある人、いっしょにがんばりましょう」と、村松監督は勉強、ハンドボールともに高みをめざす中学生を心待ちにしている。

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