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    • 学校法人石川(学法石川)高等学校(福島) | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
私立高校進学・入試ガイド

学校法人石川高等学校(福島)


 所在地  福島県石川郡石川町字大室502
 共学校/ハンドボール部  男女
 指導者  小針竜之(44才・国士大出)、星光子(23才・日体大出)
 担当者  小針竜之
 問い合わせ先  TEL:0247-26-5151/FAX:0247-26-4133
/URL:http://ishikawa-gijuku.ac.jp/high/index.html
 スポーツ推薦  男女
 スポーツ特待  あり
 受験手続き期間  1月上旬
 スポーツ推薦日程  1月中旬
 公立校との併願  一部可
 寮・合宿所  あり
 備考  随時問い合わせを

 

地元開催の夏舞台で16強進出の東北の雄

 

1971(昭和46)年に男子部が創設されて以来「入魂一投」を旗印に、日本一をめざしあくなき挑戦を続けている学法石川。インターハイには今夏を含めて34回出場し、3位1回、25回出場のセンバツでは3位2回、国体も3位1回の実績があり、“東北の雄”としてその名を全国に響かせてきた。今年のインターハイでは地元開催の期待を背負い、強豪・興南高(沖縄)を破って16強入りを果たしている。

その礎を築き、闘将として名高い故・小針三夫前監督の長男で、高校時代は同校キャプテンとして活躍したのが、2005年からチームを率いる小針竜之監督。親子の情熱は脈々と受け継がれている。

チームからはソウル・オリンピック代表で大崎電気GMの矢内浩さん、日体大女子監督の辻昇一さん、今シーズンから大同特殊鋼に加入した吉田雄貴選手ら多数の人材をトップゾーンに輩出。また、国際武道大女子監督・諸岡祐太さん、さらには光南高女子監督・郷尚之さん、二瀬中監督・本田隆さんら県内で教員としてチーム指導にあたるOBも数人いる。現在、大学では国士大、東北福祉大、大同大、函館大、仙台大、桐蔭横浜大、駿河台大で卒業生が活躍中で、国士大・阿部奎太選手は、男子ユース代表にも選出された。

春休み恒例の東日本高校強化大会や地元・石川町で開催される各種大会は、町ぐるみの支援で運営され、石川町では小学生のドッジ・ハンドボールチームも活動中。学校側の理解も深い。

石川町総合体育館がほぼ毎日使用できるなど、練習環境にも恵まれ、遠隔地からの選手向けには、各部の選手が入れる男子寮が用意されている。さらに来年からは女子寮の設置も予定され、本格始動して6年目の女子部も男子に続く活躍が期待される。

「ハンドボールをとおして自立心を養い、社会で通用する人間性を身につけさせ、みんなで日本一の野望をかなえたい」と熱く語る小針監督。創部時からの闘志が受け継がれるチームで、新しい歴史を刻みたいと思う精鋭は、まず小針監督に問い合わせを。