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【アジア女子選手権】6日目結果と順位 日本、決勝に進出!


第17回アジア女子選手権(熊本)は大会6日目。準決勝や各順位決定戦、予備選5試合が行なわれました。

日本女子代表・おりひめJAPANは準決勝を中国と戦いました。

開始直後、角南(唯)が獲得した7mTをキャプテン原が決めて先制した日本。その後もGK亀谷が7mTを止める好セーブを見せ、リズムをつかむかと思われましたが、中国GKヤンの好守に阻まれたこともあり、中国に先行されてしまいます。10分2-5の場面でタイムアウトを請求し、一時は立て直して追い上げたものの、なかなか同点に持ち込めません。

それでも、7-10と中国にリードを許して迎えた前半残り5分から、原の7mTを皮切りに勝連、永田(し)が速攻で続いて残り2分10-10。直後に1点を返されるも、終了間際に秋山がサイドから中に切り込んでゴールを奪い、11-11で前半を折り返しました。

しかし後半も開始から2連続失点して追いかける展開に。OFでのミスもあって、追いついては離される緊迫した時間が続きます。後半も終盤に差し掛かった20分に20-19と後半初めて日本が優位に立ったものの、23分には20-21と再び中国に逆転されてしまいます。

攻守両面でフル回転したキャプテン原

攻守両面でフル回転したキャプテン原

 

それでもDFで高い集中力を見せていた日本は、パスカットから横嶋の速攻で24分に追いつくと、角南(唯)の突破で7mTを手にします。それを原が得点につなげて残り3分22-21。その後の中国OFを亀谷の好セーブでしのぎ切ると、試合終了直前に田邉とのコンビから原がスカイプレーを決めて23-21とした。

最後までDFで粘って、終盤のチャンスを見事につかみ取った日本は、今夏のアジア大会準決勝で敗れた中国に雪辱し、9日に韓国との決勝に挑みます。この試合のベストプレーヤーオブザマッチには、チーム最多の8得点をあげた原が選ばれました。

【試合結果】
9位決定戦
シンガポール 20-18 ニュージーランド

5-8位決定予備戦
オーストラリア 31-27 インド
イラン 19-17 香港
準決勝
韓国 31-23 カザフスタン
日本 23(11-11、12-10)21 中国
〈日本得点者〉8点:原、2点:横嶋、勝連、秋山、池原、大山、永田(し)、1点:角南(果)、角南(唯)、田邉

決勝戦・日本-韓国は12月9日15時から、熊本県立総合体育館で行なわれます。