筑波大の徳田がポーランド1部リーグへ移籍
ポーランド男子1部リーグ・タルヌフが徳田廉之介(筑波大)の獲得を発表しました。契約は1年で、2年間の契約延長オプションつきです。
山口県出身の徳田は現在筑波大の3年生。3才上の兄・新之介(豊田合成、日本代表)を追って岩国工高(山口)に進み、2017年には左腕エースとして高校センバツ、インターハイを制します。さらに岩国工高が主力となって臨んだ国体でも頂点に立ちました。
年代別代表でも数々の国際大会に出場し、2年前の世界男子ユース選手権(ジョージア)ではベスト8入りに貢献。今夏の世界男子ジュニア選手権(スペイン)では、チーム最多となる33得点(7試合)を記録しました。
徳田は初の海外移籍について「言葉など不安な面はあるが、(海外の)トッププレーヤーと戦える楽しみな面もある。ポーランドで活躍して日本代表に選ばれたい」と意気込みを話しました。
大学については、本人によると休学せずにポーランドへ渡るとのこと。まずは契約延長をめざしての1年間となるようです。
タルヌフは今シーズンからポーランドリーグ1部に昇格したチームで、現在14チーム中13位。次節(10月2日)は2016-17シーズンにはEHFチャンピオンズリーグを制してヨーロッパ王者にもなったキェルツェと対戦します。
チームによると、徳田はポーランド1部リーグ初のアジア人プレーヤーになるそうです。