【Dグループ】ポット上位陣が順当に勝利
◆日本 24(14-10、10-10)20 アルゼンチン
◆ロシア 26(13−6、13−5)11 中国
日本戦のあとに行なわれた第2試合では、リオデジャネイロ・オリンピック女王ロシアと中国が対戦。立ち上がりにフロロワ、セン、フォミナの3連打でロシアが好スタートを切った。中国GK楊雨柔の好セーブに苦しむ場面がありながらも主導権は握り続け、26-11と貫禄を見せつけた。中国は9月末の東京オリンピック・アジア予選後にデンマーク人のイェンセン監督が就任。新たなスタートを切ったばかりということもあり、まだチームとしての粗さが見えた試合となった。
◆スウェーデン 26(11−8、15−8)16 コンゴ民主共和国
11月30日のD組最終戦となったのは、スウェーデンとコンゴ民主共和国のカード。前半の立ち上がりは身体能力、そしてパワーに優れるコンゴ民主共和国が、エース・エムワセサを中心に持ち前のフィジカルで相手を翻弄した。さらに、GKエンガンモグネ・オドレがファインセーブを連発して波に乗ったが、徐々にスウェーデンがテクニックで上回り始める。とくに、ポスト・ラーゲルクヴィストが巧みなコントロールで味方からのパスを確実にゴール、7mTへとつなげる活躍を見せ、コンゴ民主共和国相手に26-16と初戦を勝利で飾った。