【Bグループ】ドイツが唯一の3連勝で大きく前進
◆韓国 33(16−14、17−13)27 ブラジル
立ち上がりはブラジルペース。今日が国際試合200試合出場のエース・アモリンの2次速攻から始まり、クイックスタートを効果的に使いながら、前半8分7−3とする。しかし韓国は12分からの6連取で11−9と逆転。その後も沈解寅のステップ、申恩珠のループでリードを保ち、後半途中からは柳殷僖のクロスで点差を広げた。
◆フランス 46(21−3、25−4)7 オーストラリア
前回優勝のフランスが、ようやく今大会初勝利。開始8分で7−1とし、その後も着実に差を広げていく。ダブルポストで大型ポストのエヌグアンに対角からパスを入れるなど、課題だったセットOFも好調だった。オーストラリアはリヴィングストンがトップの5:1DFが機能せず、頼みの綱のGKヴェルネーも集中力を欠いた。
◆ドイツ 26(13−11、13−14)25 デンマーク
注目カードが目白押しのBグループの中でもさらに注目を集めたカードの1つ。これまでの2戦同様立ち上がりがよくないデンマークは、セットOFで得点できず、GKエッカレにエンプティーゴールを決められるなど12分1−6と最悪のスタートに。それでもこの試合40%のセーブ率を残したGKトフトの踏ん張りもあって、K・ヨーンセン、イヴェルセンらのロング、カットインで11−13と2点差まで縮めて後半を迎えた。一方のドイツもチャンスは作りながら、最後のシュートが決まらず苦しい展開に。それでもDFが1試合をとおして崩れなかったドイツが主導権は譲らないまま1点差で逃げ切った。