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【メインラウンド1組】ドイツが準決勝進出へ大きな1勝


◆セルビア 36(21−16、15−17)33 韓国

「死の組」を首位で通過(メインラウンドでは勝点2でスタート)した韓国は疲れもあってか、序盤からセルビアにペースを握られる。セルビアは司令塔リシェチュヴィッチの好配給から左腕ラブコ、巨漢ポスト・クヴィイッツらがバランスよく得点を重ねて前半だけで21点を奪い、後半18分にはこの試合最大となる8点差(28−20)をつけた。韓国は左腕エース柳殷僖らのゴールで3点差まで詰め寄るも、最後までセルビアの攻撃を止められなかった。

 

◆ドイツ 25(11−12、14−11)23 オランダ

勝点4のオランダと、勝点3のドイツという、メインラウンド1組の上位2ヵ国が激突。勝った方が準決勝に大きく近づくということもあり、序盤から激しい攻防が見られた。後半13分からボルク、シュトレ、ベルガーの3連打で20−16としたドイツが、粘り強い守りで逃げ切って貴重な勝点2を手にした。ドイツ・エッカレ、オランダ・ヴェスターの両GKは60分間当りまくってともに40%を超えるセーブ率を記録。2人でじつに37本ものシュートを弾き返した。

1次リーグから好調を維持しているドイツのGKエッカレはこの日も勝利を手繰り寄せるセービングを見せた

1次リーグから好調を維持しているドイツのGKエッカレはこの日も勝利を手繰り寄せるセービングを見せた

 

◆ノルウェー 22(12−9、10−10)19 デンマーク

北欧のライバル対決はノルウェーに軍配が上がった。試合序盤はデンマークが先行。テンポのいいパス回しから一気に5−0とした。流れをつかんだと思いきや、ここからシュートすら打てない状態が続いた。高さを活かしたDFでデンマークを封じたノルウェーは前半のうちに逆転する。デンマークは右バック・ホイルンが相手DFの間を割り、10分15−16としたが同点が遠かった。バッケルドのミドルシュートなどで加点したノルウェーが接戦を制した。

これでメインラウンド1組はドイツが勝点5で首位に立ち準決勝進出に王手をかけた。オランダ、ノルウェーが勝点4で追い、セルビア、韓国が勝点2。