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ノルウェーが全勝で準決勝進出 ヨーロッパ男子選手権


3ヵ国共同開催(ノルウェー、スウェーデン、オーストリア)の第14回ヨーロッパ男子選手権は、現地時間22日までにメインラウンドが終了。準決勝に進む4ヵ国が出揃いました。

メインラウンドは6ヵ国ずつ、2組に分かれて行なわれ、勝点の多い上位2ヵ国が準決勝に進む方式に。

1組はクロアチア、スペインが4連勝(1次リーグの結果を含む)で早々に突破を決めました。最終戦の直接対決は、クロアチアが6点差を追いつき22-22としましたが、総得失点差でスペインが1位通過を果たしました。

2組は開催国の1つ、ノルウェーが充実の戦いぶりで5戦全勝を飾り、首位で準決勝へ。エース・サゴセンら主軸を休ませた最終戦・スロベニア戦にも33-30で勝利しました。2位以下は毎試合ごとに順位が激しく入れ替わりましたが、平均年令24.8才の“若い”ハンガリーが最終戦でポルトガルに敗れたことで決着。スロベニアが準決勝行きのチケットを手にしました。

 

【ヨーロッパ男子選手権結果】(1月22日時点)
・メインラウンド
〈1組〉1:★スペイン(勝点9、総得失点差+26)、2:★クロアチア(9、+14)、3:★ドイツ(6)、4:オーストリア(3、-17)、5:ベラルーシ(3、-22)、6:チェコ(0)
※1-2位、4-5位は総得失点差による

〈2組〉1:★ノルウェー(勝点10)、2:スロベニア(6)、3:ポルトガル(4)、4:★スウェーデン(4)、5:ハンガリー(4)、6:アイスランド(2)
※3-5位は対戦間成績による

★=2019年世界選手権で世界最終予選の出場権獲得国

 

準決勝からは負けたら終わりの一発勝負。あと2つ白星を手にしたチームが、ヨーロッパの頂点に立ち、東京オリンピック・ヨーロッパ代表の座につきます。準決勝の組み合わせはノルウェー対クロアチア、スペイン対スロベニア。

また、世界最終予選のヨーロッパ代表の座(2枠)には、現時点でスロベニアとポルトガルがついています。スロベニアが今大会で優勝した場合はポルトガルとオーストリアが世界最終予選に出場します。

世界最高峰の戦いは、現地時間24日に行なわれます。試合は「ehf.TV」で全試合配信予定。試合後もすべての試合を観戦できますので、この機会にぜひ!

ヨーロッパ選手権の残りの日程は以下のとおりです。

 

【ヨーロッパ男子選手権日程】

・5位決定戦
1月25日16:00(24:00) ドイツ対ポルトガル

・準決勝
1月24日18:00(25日2:00) ノルウェー対クロアチア
1月24日20:30(25日4:30) スペイン対スロベニア

・3位決定戦
1月25日18:30(26日2:30)

・決勝
1月26日16:30(27日0:30)

※時間はすべて現地時間。カッコ内は日本時間