カーボベルデが大会途中で辞退。グループAはメインラウンド進出3チームが先に決定
開催中の第27回世界男子選手権において、新型コロナウイルスの影響によって、大会途中での辞退チームが出ました。
1次リーグ・グループAのカーボベルデは、大会中のPCR検査の結果、1月16日の時点で2人の陽性反応者が出ました。彼らはエジプト入りする前に一度陽性反応が出ていましたが、出発直前のPCR検査では陰性だったために入国。しかし、初戦後の検査で再び陽性となりました。
カーボベルデはもともと11人での登録で、大会規約では最低でも10人以上の登録が必要とされていたため、2人が抜けたために9人に。結果、17日の第2戦・ドイツ戦はドイツが不戦勝(10-0)となっていました。
メンバーの補充がなされれば、引き続きの参加は可能でしたが、18日、カーボベルデはIHFに対して辞退を申し出ました。
これにより、1次リーグ最終戦のウルグアイ戦もウルグアイが不戦勝となることが決まり、最終節を迎える前にカーボベルデを除いたドイツ、ハンガリー、ウルグアイの3チームがメインラウンドに進むことが決定しました。
今大会は「バブル」と呼ばれる隔離エリアを作り、新型コロナウイルスの感染を防止していますが、今後、どのような事態が起こるのか、まだまだ予断を許しません。