rss
  • Home  »   » 
    • 【おりひめジャパン】最終戦を勝利で飾る | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

【おりひめジャパン】最終戦を勝利で飾る


◆日本 31(15-14、16-13)27 アルゼンチン

【日本の得点者】
相澤、中山、服部7点/松本4点/秋山(な)2点/永田、大山、近藤、佐原1点

日本代表・おりひめジャパンのメインラウンド最終戦(第3戦)は、1次リーグH組2位のアルゼンチンと対戦。すでにメインラウンド・グループ4での3位以下が確定しているため、この試合が今大会ラストゲームとなりました。

スターティングメンバーは、前戦と同じくLW吉留、LB北原、CB相澤、RB中山、RW服部、PV永田、GK馬場という布陣に。なお、登録メンバーの変更があり、日本はRB岩渕、LB大松澤に代えて、RW藤田、LB秋山(静)がベンチ入りしました。

 

 

日本は中山のロングシュートで幸先よく先制しましたが、徐々にミスが出始めてチャンスを逃す間に、アルゼンチンを波に乗せてしまいます。ミドル、カットインと日本DFは相手BP陣に揺さぶられ、9分4-5と逆転を許します。

すぐに中山が取り返しますが、その後も日本DFは相手のセットOFに対応し切れずに失点。相澤らで食らいついていたものの、22分11-13と追いかける時間が続きました。

このままビハインドで前半を終えるかと思われましたが、終盤に仕掛けた7人攻撃が奏功。松本、中山と2本連続で成功させ、途中出場の大沢のセーブも手伝って15-14と1点のリードで前半を終えました。

後半は、早々に秋山(な)が2分間退場に。ここから3連続失点して2分16-17とあっという間に体勢を入れ替えられ、いやな雰囲気が漂い始めましたが日本は持ちこたえます。

ボールホルダーへの寄せが速くなり、セットDFで相手を抑えられるようになると、服部のサイドシュート、中山のカットインなど、次々とシュートも決まり出し、5連取で13分22-18とこの試合初めて4点差をつけました。

その後、7人攻撃のミスからエンプティーゴールを許すなど、危ない場面もありましたが、相手に追い上げられるたびに、中山、服部らで加点してしっかりと終盤までリードを保ち、31-27で白星をつかみました。

最終戦を勝利で締めくくり、新生おりひめジャパンは世界選手権の戦いを終えました。最終順位は、メインラウンドの日程がすべて終了したのちに確定します。