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【JHLプレーオフ】北國が完勝でリーグ史上初の8連覇を達成 女子FINAL結果


3月18日にスタートした第46回JHLプレーオフは、20日に最終日を迎え、2021-22シーズンの最終決戦となるFINALが、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催されました。

女子FINALは、1stステージを突破したオムロンと、8連覇をめざすレギュラーシーズン無敗の北國が激突しました(女子の2ndステージは、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたため中止)。

スタートダッシュに成功したのは北國でした。松本、中山らで4連取すると、その後もなかなかゴールを決められずに苦しむ相手を尻目に永田、相澤で得点を重ね、10分7-2と試合の主導権を握ります。

オムロンは岩渕のパスカットから李美京が速攻に持ち込んでまず1点を返すと、DFからリズムをつかみにいきたいところでしたが、センター相澤を中心とした多彩な北國のOFに対応できません。相手に退場者が出た時間帯もそのチャンスを活かせず、前半を終えて10-16と6点のビハインドを背負いました。

前半終了間際、タイムアウト明けにキャプテン角南が確実にゴールを奪っていい形で後半へつないだ北國の勢いは止まりません。後半立ち上がりも好調で、GK犀藤の7mTセーブもあり、7分には20-10と、この試合最大の10点差をつけました。

 

北國は選手1人ひとりが力を発揮し、スキのないゲームを見せた(写真は松本)

 

対するオムロンは苦しい状況に追い込まれながらも、攻めては岩渕のカットインや尾﨑のサイドシュート、守っては宮川の好セーブなどで、2度の4連取に成功しましたが、一度開いた10点の差は大きすぎました。

連打を浴びてもすぐに中山、永田らで取り返すなど、冷静な試合運びを続けた北國。最後はすでに引退を発表している塩田、河田、角南の3人全員がコートに立ち、優勝の瞬間を迎えました。これで北國はプレーオフ8連覇(9回目の優勝)。リーグ史上初の快挙を達成しました。

 

現役ラストゲームで気持ちのこもったプレーを見せたオムロン・永田

 

試合後にプレーオフ個人表彰が発表され、女子の最高殊勲選手賞には北國・中山、最優秀監督賞には北國・荷川取監督、殊勲選手賞にはオムロン・宮川が選ばれました。

 

【女子FINAL結果】
北國銀行 30(16−10、14−15)25 オムロン
北國銀行は8年連続9回目の優勝