第1回6人制世界車椅子選手権への参加を辞退
11月にポルトガルで開催される第1回世界車椅子選手権(6人制。4人制は9月にエジプトで第1回を開催、日本は不参加)。
日本車椅子連盟はこの大会に、初めて日本代表チームを編成し、参加することを表明。そのための選手選考、強化合宿、資金集めなども行なっていましたが、昨日10月13日に、ホームページ上で残念ながら参加を断念することを発表しました。
IHF(国際ハンドボール連盟)が示すチームの参加要件を満たす日本代表選手団の編成が困難となったことが理由です。
国内ではプレーする選手数が少ないため、健常者も交えて大会が行なわれていますが、国際大会では全選手が障がい者であること、また、チーム内の女性の割合や障がいの度合いによる一定の点数などを満たす必要があります。
当初からそれをクリアしようと連盟は動いてきましたが、最終的に難しいという判断になったようです。
これまでに集まった支援金については、「今後の代表活動事業に活用」するということです。