【JHLプレーオフ】男子ファイナルは、まさに国内最高峰のぶつかり合いになること間違いなし!
今日21日に最終戦を迎える第47回日本ハンドボール(JHL)プレーオフ。
男子は19日のセカンドステージでジークスター東京(レギュラーシーズン2位)とトヨタ車体(3位、ファーストステージの勝者)がぶつかりました。
DFの足がよく動き、GK甲斐のセーブが冴えた東京が、リュック・アバロ、小山哲也を中心にチャンスを作り、序盤は先行します。
しかし、ファーストステージで絶好調だったGK岡本大亮が当たらないと見るや、すぐに加藤芳規を投入した車体が、加藤の好セーブから立て直して渡部仁、吉野樹らの力強い突破、ディスタンスシュートで追いかけ、前半20分に逆転すると18-14として後半へ。
後半は東京の積極的なOFで車体DFの退場がかさみ、好機も活かして再逆転に成功すると、以降は一進一退。残り30秒というところでキャプテン橋本がポストシュートを決めて28-28で延長に入りました。
延長では、後半は死力を尽くした接戦を渡部、吉野のディスタンスと、大型選手を4枚並べて最後まで堅守を崩さなかった車体がわずかに上回り、33-32で車体がファイナルステージへとコマを進めました。
ファイナルステージの舞台は、レギュラーシーズン1位・豊田合成のホーム・エントリオ。
車体にとってはアウェイですが「ウチのチームも応援団がたくさん来てくれると思うし、エントリオはコート内がライトアップされて観客席側が見えづらいので、合成のホームということはあまり気にならない。でも選手は観客が近くて多いので、それ自体がモチベーションになる」と、車体の門山監督はまったく気にしていない様子。
試合のポイントは、どちらも強力なOF力を持った選手を揃えており、それをいかに抑えられるかに尽きるでしょう。
合成は趙顯章、山口勇樹、ディエゴ・マルティンら中央DFと、リーグ最優秀選手賞を受賞したGK中村匠ら、車体は髙野颯太、山田信也、岡元竜生、そしてGK岡本、加藤らと、屈強なOF陣とのぶつかり合いに注目です。
最後に栄冠を掲げるのはどちらのチームか。男子のファイナルステージは、17時半スローオフです。