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チャリティーコンサートで男子ジュニア代表を支援しよう


昨年7月15日から24日にかけて、バーレーンで開催された第17回アジア男子ジュニア選手権。

ここで、植松伸之介監督率いる日本男子ジュニア代表は、相次ぐ激闘を制し、初の優勝という結果を残しました。

上位4チームに入れば、今年開催される世界男子ジュニア選手権(ドイツ、ギリシャ共催)の出場権を得ることができますが、それに満足せず、フル代表も苦しむ中東勢に競り勝っての堂々たるタイトル獲得でした。

6月20日に開幕する世界男子ジュニアに臨むジュニア代表ですが、日本協会は資金不足。アジア王者とはいえ、これまでとは違った強化ができるわけではなく、大会に向けて国内で数日間の合宿を2回行なってヨーロッパへと向かうことになります(第1回合宿は5月31日から6月7日にかけて愛知、富山で実施)。

代表選手たちには自己負担金も必要で、そうした状況を少しでも改善しようと植松監督や吉田耕平GKコーチらが、旧知の辻村昌之さん(現在は松ヤニクリーナーブランドの「bluehand」代表などを務める)に相談。いくつかのアイディアの中から、最終的に歌手・久保陽貴さんを招いてのチャリティーコンサートを開催することになりました。

 

当日は13時開演、17時開演の2部構成で、チケットもそれぞれに販売されています。会場には植松監督や選手数人が来場してトークショーも行なわれる予定で、会場は大阪府吹田市にある大和大学の大和アリーナ。

久保さんは、広島県在住の現役高校生。テレビのカラオケ番組に出演して、人気を博している歌手です。

 

 

辻村さんは「久保さんは今、人気が出ているし、コアなファンも多い。ジュニア代表を応援しようという人たちが来てくれたらという思いとともに、久保さんのファンが会場に来て、ジュニア代表選手たちを見て、ハンドボールに興味を持ってくれたらという狙いもある」と話します。

今回のコンサートのチケット販売収入から、必要経費を差し引いたものを日本協会に寄付し、ジュニア代表の強化費にあててもらうことになっているということです。

「ハンドボール界で資金集めというと、Tシャツを販売したり、協賛企業を探したり、クラウドファンディングを行なったりすることが多いが、自らの事業で資金を捻出するという試みもこれからは必要だと思う。そうした形でも資金を集められるんだということを、今回の取り組みをキッカケに知ってもらえたら」と話した辻村さん。

bluehandのツイッターアカウントでは、現在ジュニア代表メンバーからのメッセージも紹介中。

これからの日本球界を背負う人材たちを応援しようという今回の取り組みをあと押ししたいという人は、ぜひチケットの購入を。

第1部 6/3 13:00開演
http://t.livepocket.jp/e/n–tq

第2部 6/3 17:00開演
http://t.livepocket.jp/e/asgzs