PSGが来日会見。ニコラ・カラバティッチ「ヨーロッパトップクラスのクオリティーをお見せしたい」
7月27日に日本に到着したPSGハンドボールが28日、東京で記者会見を開きました。
出席したのはキャプテンのルカ・カラバティッチ、兄のニコラ・カラバティッチ、オランダ代表のセンター、ルック・スタインズ、ラウル・ゴンサレス監督、ティエリー・オメイエールGM、ダニエル・ナルシスビジネスマネージャーの6人に加え、ジークスター東京の大賀智也社長。
選手時代は伝説的なGKとして数々のタイトルを手にしてきたオメイエールGMが「日本に来られてとてもうれしい。PSGにとってもハンドボールのセクションを通して世界中にPSGブランドを広げるという意味がある。また、2023-24シーズンへの準備の第一歩がこのツアーなので、新しい選手も加わっており、試合も大変楽しみ。いいスタートが切れることを期待している」と話すと、チームメイトだったナルシスビジネスマネージャーは「彼がすべて言ったので(笑)私は短く。日本のファンのみなさんにいい試合を見せることはもちろん、PSGの技術を日本球界にシェアするという意味でも楽しみにしている」と話しました。
ゴンサレス監督は「シーズン最初となるこのツアーを楽しみにしており、日本の選手はスピードがあり、われわれは苦戦する部分もあると思うが、準備をしっかりして臨みたい」とコメント。
ルカ・カラバティッチは「東京オリンピックで日本に来たが、コロナ禍で選手村から出られず、それがフラストレーションになった。昨日はさっそく外に散歩に行ったが、フランスとはまったく町並みが違うので、とても興味深かった。今夜はプロ野球を観戦することになっているので、それも楽しみ。また、ハンドボール面では、われわれ選手は本当に高いモチベーションでこのツアーに来ている。日本のファンのみなさんに楽しんでもらえるようにがんばりたい」と話すと、ニコラ・カラバティッチは「日本に来られてとてもうれしい。弟も話していたように日本の文化に触れられることを楽しみにしている。東京オリンピックは無観客だったので、今回は実際に足を運んでみなさんに試合を見てもらいたい。そして、ヨーロッパトップクラスのプレー、クオリティーを披露できれば」と日本での体験を心待ちにしながらも、全力プレーを約束。
そして、日本に来るのも初めてというスタインズは「新シーズンへの準備という部分があるので、新しく加わった選手たちがチームに慣れる準備を日本でできることに感謝している。また、日本相手にプレーするのも初めて。プレースピードが早いと思うので、どんな試合になるのかも楽しみ」と話しました。
注目の日本ツアー初戦は7月31日月曜日の19時から、東京・有明アリーナでジークスター東京と。
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