【彗星ジャパン】第2回強化合宿公開練習リポート 28日にパリ・オリンピックのメンバーを発表
今夏に開催されるパリ・オリンピックに出場する日本男子代表・彗星ジャパンが、6月16日から30日にかけて、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで第2回強化合宿を実施しており、26日に記者団に練習を公開しました。
19選手が参加(参加メンバーはこちら)した今回の合宿は、カルロス・オルテガ新監督の求めるハンドボールにアジャストしていきながら、パリ・オリンピックのメンバーに残るためのアピールも必要になります。
26日の練習では、強度の高いサーキットトレーニングや、DFが1人少ない状況での攻防練習などが行なわれました。OFで適切な判断をすることや、DFでの位置取りなど、オルテガ監督からは攻守両面で細かいところまでチェックが入り、1つひとつのプレーにはそこまで指導が入らなかったダグル・シグルドソン前監督との違いが感じられました。
練習後、「選手たちの取り組みに非常に満足しているし、理解も進んでいる」と話したオルテガ監督。
メンバーを選考する際に、重要視している部分について聞かれると「オリンピックは14人の選手しか選ぶことができないので、OFでもDFでも複数のポジションをこなせることが一番大事。もちろん、ワンポジションしかできないとしても、いい特徴を持っている選手がいるので、そこも大事なポイントにしたい」と話しました。
注目のパリ・オリンピック出場メンバー決定記者会見は6月28日。ここで14人の選手とリザーブ3人(ケガなどの場合に交代可能な選手)が発表されます。オルテガ監督がどんなメンバーを選出してパリに臨むのか、注目が集まります。