新たな大阪女子チーム誕生へ JHL参戦をめざす
大阪ハンドボール協会は10月8日、日本ハンドボールリーグ(JHL)へ女子チームを参戦する構想を発表しました。
近年の大阪女子界は四天王寺高、宣真高など高校球界をけん引する学校がおり、さらに大体大、大教大など大学界でも日本を代表するチームが数多くあります。
日本女子代表「おりひめジャパン」では田中美音子選手、飛田季実子選手、藤井紫緒選手が大阪出身選手として活躍しています。
しかし、JHLでは大和銀行が第24回大会(1999-2000シーズン)終了後にリーグから撤退して以来、大阪に本拠地を構えるチームが存在しません。
こうした状況に大阪協会は「大阪で育った優秀なハンドボーラーの流出など、大阪のハンドボールが活性化されているとは思えません」(原文まま)と危機感を募らせていました。
そこで大阪協会は女子チームを設立して高校生・大学生の受け皿となり、より大阪球界の発展をめざしていくことを決めました。
チームを今年度中に設立し、平成28年度中(2016年度)に社会人リーグに参戦。平成29年度(2017年度)にJHLへの参入をめざしているとのこと。
大阪協会の中村博幸会長補佐によると、正式なチーム名はまだ決まっていないものの、クラブチームでの運営になり、現在はメンバー集めに奔走しているようです。人数が集まり次第、チームを登録。社会人リーグに参加し、JHLに参戦するまでには名前を決め、最終的には20人ほどのチームにしたいとのことでした。監督やコーチについては「来年度の4月か5月までには決定したい」と明かしました。
JHLへの参加が実現すると、日本球界にとってはうれしいニュース。新規参戦は第38回(2012-13シーズン)から加わった飛騨高山ブラックブルズ岐阜以来となります。
チーム創部にあたり、選手の募集をしています。
詳しくは大阪協会ホームページにて。
http://www.osaka-handball.com