ノルウェーが世界王者に返り咲き 世界最終予選の組み合わせも決定
約2週間かけて開催された第22回世界女子選手権も、20日(日本時間21日未明)に競技を終了。
決勝に勝ち上がったのはヨーロッパ王者のノルウェーと、初の頂点をめざすオランダ。試合は序盤からノルウェーがオランダを圧倒し、前半だけて20-9と大差になりました。後半はオランダが盛り返すも、前半につけられたリードが大きく、最終スコア31-23でノルウェーが世界選手権を制覇しました。ノルウェーは1999年大会、2011年大会に続き3度目の世界女王となります。
3位はポーランドを下したルーマニア。5位以下はロシア、デンマーク、フランス、モンテネグロの順に決まりました。
【第22回世界女子選手権最終順位】
1位:ノルウェー(2大会ぶり3度目) ☆
2位:オランダ
3位:ルーマニア
4位:ポーランド
5位:ロシア
6位:デンマーク
7位:フランス
8位:モンテネグロ
9位:スウェーデン
10位:ブラジル ☆
11位:ハンガリー
12位:スペイン ☆
13位:ドイツ
14位:韓国 ☆
15位:セルビア
16位:アンゴラ ☆
17位:中国
18位:アルゼンチン ☆
19位:日本
20位:プエルトリコ
21位:チュニジア
22位:カザフスタン
23位:キューバ
24位:コンゴ民主共和国
※☆はリオデジャネイロ・オリンピック出場決定国
優勝したノルウェーはこれによるリオデジャネイロ・オリンピックの出場権を獲得。ノルウェーは昨年のヨーロッパ女子選手権で優勝し、ヨーロッパ代表としてオリンピック行きを決めていましたが、これにより、準優勝のスペインがヨーロッパ代表としてオリンピックへ出場します。
また、今大会の結果により、世界最終予選(来年3月17~20日、各地)の組み合わせも決まりました。各組の組み合わせは以下のとおり。
【世界最終予選組み合わせ】
1組:オランダ、フランス、日本、チュニジア
2組:ルーマニア、デンマーク、ウルグアイ、モンテネグロ
3組:ポーランド、ロシア、スウェーデン、メキシコ
アジア代表として出場する日本は、世界選手権2位のオランダ、同7位のフランス、そしてこの世界選手権で31-21で勝利したチュニジアと同組になりました。
世界最終予選は4ヵ国が総当たりで戦い、上位2ヵ国がオリンピック行きとなります。
開催地、日程等は後日決定予定。