フランスがV2。日本は過去最高の8位 第7回世界男子ユース選手権最終結果
8月8日から20日にかけて、ジョージアの首都トビリシで開催された第7回世界男子ユース選手権。開幕直前にベネズエラが不参加となり、代わりにポーランドが出場するというスタートでした。
3大会連続3回目の出場となった日本ユース代表(U-19)は、1次リーグB組に入りました。初戦のアイスランド戦を24-26で落としたものの、開催国ジョージアなどを下し、3勝2敗の3位で初の決勝トーナメント進出を果たしました。
決勝トーナメント1回戦では、A組2位のエジプトと対戦。フィジカルを活かした相手の攻めに対応が遅れ、一時は7点差(14-21)をつけられましたが、DFシステム変更を機に猛追します。一気に8連続得点で形勢を逆転すると、そのままエジプトを振り切り、31-30でベスト8進出を決めました。
続く決勝トーナメント2回戦ではスペインと対戦した日本は、終始追いかける展開になり27-32で敗れ準決勝進出とはなりませんでした。
その後の順位決定戦ではスウェーデン、ポルトガルに敗れて8位という結果でしたが、過去最高順位(17位)を大きく上回る成績を残しました。
日本戦の結果は以下のとおりです。
【1次リーグ】
アイスランド 26-24 日本
〈日本得点者〉末岡(福岡大)6点、阿部(国士大)4点、徳田(筑波大)、山田(関学大)、川崎(日大)3点、髙野(筑波大)、村木(関学大)2点、服部(明大)1点
日本 30-22 ジョージア
〈日本得点者〉末岡10点、徳田6点、髙野、阿部5点、村木、寺島(中大)、山本(立大)、戸井(日大)1点
ドイツ 34-18 日本
〈日本得点者〉部井久(博多高)、徳田5点、阿部、村木、矢野(大体大浪商高)2点、山田、寺島1点
日本 35-27 チリ
〈日本得点者〉部井久、徳田8点、蔦谷(大体大浪商高)6点、髙野、末岡4点、阿部、服部2点、矢野1点
日本 29-21 アルジェリア
〈日本得点者〉徳田8点、髙野、部井久5点、末岡3点、阿部、村木、山田2点、寺島、蔦谷1点
【決勝トーナメント1回戦】
日本 31-30 エジプト
〈日本得点者〉徳田9点、末岡5点、矢野、蔦谷4点、村木3点、阿部、部井久2点、髙野、服部1点
【決勝トーナメント2回戦】
スペイン 32-27 日本
〈日本得点者〉徳田7点、村木5点、髙野、阿部、部井久3点、末岡、矢野2点、服部、蔦谷1点
【5-8位決定戦】
スウェーデン 34-28 日本
〈日本得点者〉末岡、部井久、蔦谷4点、阿部3点、服部、徳田、村木、矢野、山本、戸井2点、髙野1点
【7位決定戦】
ポルトガル 34-26 日本
〈日本得点者〉末岡9点、徳田5点、部井久3点、髙野、阿部、村木、蔦谷2点、矢野1点
大会最終日の20日には決勝戦が行なわれ、日本に勝ったスペインと前回大会王者のフランスが激突しました。序盤から一進一退の攻防が続きましたが、終盤にフランスが抜け出し28-25で、見事に大会連覇を飾りました。
今大会の最終順位は以下のようになりました。
優勝:フランス
2位:スペイン
3位:デンマーク
4位:クロアチア
5位:スウェーデン
6位:ロシア
7位:ポルトガル
8位:日本
9位:ドイツ
10位:アイスランド
11位:チュニジア
12位:韓国
13位:スロベニア
14位:エジプト
15位:ポーランド
16位:チリ
17位:ノルウェー
18位:セルビア
19位:ブラジル
20位:ジョージア
21位:アルゼンチン
22位:バーレーン
23位:アルジェリア
24位:メキシコ
この大会での日本ユースセブンの奮闘などは、弊誌10月号(9月20日発売)にてお伝えする予定です。