rss
  • Home  »   » 
    • 【男子1次リーグ】フランス、デンマークが首位通過 | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

【男子1次リーグ】フランス、デンマークが首位通過


◆日本 31(16-14、15-16)30 ポルトガル

レビューはこちらから。

日本の得点者
徳田(廉)6点/元木5点/土井、東江4点/吉野3点/笠原、部井久、吉田2点/成田、渡部、坂井1点

 

◆エジプト 30(15-7、15-13)20 バーレーン

9時からの日本-ポルトガル戦で日本が1点差で勝利したことで、バーレーンがこの試合で負けても対戦間得失点差(バーレーン+1、ポルトガル0、日本-1)で1次リーグを突破することが決定。消化試合となった一戦は、序盤から両チームともに集中力を欠いてシュートミスを連発。それでも地力でバーレーンを上回るエジプトが着実にリードを広げ、前半終了時点で15-7と8点差をつけると、後半もそのリードを活かした余裕の戦いぶりを披露。バーレーンはGKのA・モハメドが活躍する場面もあったが、エジプトにつけ入るスキがなかった。

 

 

◆スペイン 36(17-12、19-15)27 アルゼンチン

スペインが力の差を見せつけ、アルゼンチンを圧倒した。DFでアルゼンチンのパス回しに対応し、簡単にシュートを打たせないことを徹底。ゴメスの速攻、マケダのステップシュートなどで得点を重ね、前半16分に10-5とすると、その後はGKヴァルガスのセーブなどで差を徐々に広げていく。10点差こそつかなかったものの、余裕の戦いぶりで4勝目。スペインは1次リーグ2位で決勝トーナメントへ。アルゼンチンはオリンピック3度目にして初の未勝利に終わった。

 

◆ノルウェー 32(15-15、17-14)29 フランス

フランスは開始早々に左バック・ヌグッサンが右足を痛めるアクシデントに見舞われたが、フル回転したN・カラバティッチ、4本の7mTをすべて防いだジェラールの活躍もあり、前半を15-15の同点でしのいだ。後半も一進一退の戦いが続いたあと、16分、24-24の同点からサゴセンの7mTで勝ち越したノルウェーは、さらに相手の退場を誘い、数的優位の時間帯にミロールがポストから連取。ノルウェーも途中、主軸のオサリヴァンを負傷で欠く厳しい戦いだったが、チャンスを逃がさず広げたリードを活かして逃げ切った。

 

◆ドイツ 29(16-12、13-13)25 ブラジル

勝った方が決勝トーナメント進出が決まる大切なA組最終戦。どちらも高い集中力で接戦となるが、前半途中に好守を見せていたブラジルGKテルサリオールが負傷退場する。さらに終盤にはドイツGKビッターが再三の好セーブを見せて流れを完全に引き寄せた。後半早々には点差が5点まで広がり、焦るブラジルはシュートをさらにビッターに止められるという悪循環に。リードを有効に使って逃げ切ったドイツが1次リーグを突破した。

 

◆スウェーデン 33(17-13、16-17)30 デンマーク

全勝で首位通過をめざすデンマークは、試合開始から7人攻撃を選択。数的優位を活かしたしつこい攻撃でチャンスを作るが、スウェーデンのGKパリッカの好セーブなどに阻まれ、思うように流れをつかむことができない。対するスウェーデンはカールスボガード、サンデルら好調なバック陣を中心に得点を重ねて17-13で前半を折り返す。デンマークはギゼルのカットンなどで後半10分に21-23と2点差まで詰め寄るが、スウェーデンはカールスボガード、ゴットフリッドソンの連取でデンマークの反撃を許さず。その後も、バック、ポスト、サイドと多彩にデンマークDFを崩してリードを守り抜いたスウェーデンがデンマークを下して4勝目をつかんだ。この結果、デンマーク、スウェーデン、エジプトが4勝1敗で並び、対戦間得失点差で1位デンマーク(+2)、2位エジプト(0)、3位スウェーデン(-2)の順となった。