【女子1次リーグ】モンテネグロが韓国下し2勝目。アンゴラは初勝利
◆アンゴラ 28(15-13、13-12)25 日本
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【日本得点者】原6点/藤井5点/石立4点/堀川3点/角南(唯)2点/横嶋、田邉、池原、佐々木、近藤1点
◆モンテネグロ 28(13-11、15-15)26 韓国
1次リーグ突破に向けて、どちらにとっても大切な一戦。韓国はスピードで左右にモンテネグロDFを揺さぶりながらチャンスを作っていくが、シュート精度を欠き決め切れず、それがそのまま前半の11-13という点差に表れる。後半に入ると、フィジカルを活かしてヤウコビッチらが力強く打ち込んんだモンテネグロが優位を保ったまま試合を進め、28-26で勝利。この結果、最終戦でモンテネグロがオランダに敗れ、日本がノルウェーに勝利すれば、日本は同勝点で並ぶモンテネグロ、韓国(もくしはアンゴラ)との対戦間得失点差で1次リーグを突破することが可能に。
◆ロシア・オリンピック委員会(ROC) 28(15-17、13-10)27 フランス
前回大会決勝の再現。どちらもここまで勝点3で、負けると1次リーグ敗退の可能性も出てくるため、気合い充分でぶつかった。一歩も譲らない好ゲームは、試合時間残り2分を切ろうとしたところでROCが7mTを獲得。この試合9本目となる7mTをイリーナが沈めて28-27とした。残り時間で同点、逆転を狙うフランスは猛攻を仕掛けるも、ROCはGKセドイキナのノーマークセーブ、中央を守るマケエワのポストパスカットでしのぎ、決勝トーナメント進出に大きな勝点2を手にした。
◆スウェーデン 34(15-13、19-18)31 ブラジル
前半、DFの左右の寄りがわずかに遅れ、カットインや7mTを許してブラジルに先手を取られたスウェーデンだったが、きっちり修正、対応すると、前半19分から後半立ち上がりにかけて7連取。4分には19-14とリードを5点に広げた。そこから退場者が続くなどしてもたついたスウェーデンを、ブラジルはマシャドを中心に追撃。21分、ホドリゲスのカットインで25-25と試合を振り出しに戻したが、タイムアウトで落ちつきを取り戻したスウェーデンは、ロバーツ、ストレームベリのカットインなどで再びブラジルを突き放した。
◆ハンガリー 29(14-11、15-14)25 スペイン
ここまで未勝利のハンガリーと、2勝でグループ突破に大手をかけているスペインが対戦。先手を取ったのはハンガリーで、ヴァモシュ、マールトンらで3連取発進すると、DFがよく機能して、スペインに簡単にシュートまで持ち込ませない。3点差で折り返した後半もその流れは変わらず、中盤には23-16と7点の差をつける。ここから意地の5連取で巻き返し、2点差にしたスペインだったが、そこからもうひと押しができず。ハンガリーは最終戦に望みをつなげる勝点2を得た。
◆ノルウェー 29(16-13、13-14)27 オランダ
金メダル候補の対戦は、センター・オフテダルの好配給からミドル、サイドと多彩な攻撃で得点を重ねたノルウェーが先行。前半で3点リードして後半に入った。世界女王オランダはスミッツのステップシュートなどで10分20-20の同点に追いつく。ここから終盤までシーソーゲームが続いたが、191cmのブレイストルの強打、フラフィヨルのポストで残り5分28-26と抜け出したノルウェーが接戦を制し、1次リーグ首位通過を決めた。