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【おりひめジャパン】攻守ともにオランダが日本を圧倒


◆オランダ 32(18-10、14-11)21 日本

【日本得点者】藤井5点/田邉、池原、近藤3点/原、佐々木2点/角南(果)、大山、石立1点

7月24日に東京オリンピック・ハンドボール競技が開幕しました。その24日には男子の試合が行なわれ、女子の戦いは25日からスタート。日本女子代表・おりひめジャパンは初戦で2019年の熊本世界女子選手権女王のオランダと対戦しました。

日本のスターティングメンバ―は左サイド田邉、左バック佐々木、センター大山、右バック角南(唯)、右サイド池原、ポスト角南(果)、GK亀谷という布陣。オランダのアビンに先制点を許しますが、日本も佐々木のアウトカットインで1点目をもぎ取り、いい形でスタートを切ります。

しかし、その後はシュートブロックからオランダに速攻につなげられて連続失点を喫すと、イージーミスが重なって点差を広げられます。開始9分で2-8と点差を広げられた日本は、センターを石立、右バックを藤井に変えて立て直しを図りますが、オランダが攻守ともに好調で勢いを止められず、18分には5-14とその差は9点に。

亀谷に代わって入ったGK板野が相手のサイドシュートを好セーブしたり、左腕・藤井が強烈なミドルを決めるなど随所に好プレーも見られましたが、前半終了時点で10-18と相手に大量リードを許しました。

 

 

後半に入ってもなかなかチャンスをつかめない日本は、6:0から3:2:1DFに変更して相手に高い位置でプレッシャーを与えます。

相手がやや攻めあぐねる時間もありましたが、オランダのセンター・グルートのカットインや、広くなった下のスペースを突いたスネルダー、フレリックスのポスト陣を守ることができず、最終スコアは21-32と大きく水をあけられました。

女王の高い壁にはね返される結果となりましたが、ここで気落ちすることなく気持ちを切り替えて、まずは1次リーグ突破の最低条件となる2勝をめざします。

次に日本が対戦するモンテネグロは25日にアンゴラと対戦し、後半に突き離して勝利を収めました。

日本は過去の対戦ではモンテネグロと接戦を繰り広げており、17年の世界女子選手権では29-28と競り勝ってもいます。日本の速さにとまどうことも多く、序盤からよさをしっかりと発揮し、イージーミスをなくすことで勝利に近づきたいところです。

おりひめジャパンの第2戦となるモンテネグロ戦は、7月27日9:00スローオフです。

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