rss
  • Home  »   » 
    • 世界女子ジュニアのシード順が決定 アジアジュニア欠場の日本も出場権獲得 | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

世界女子ジュニアのシード順が決定  アジアジュニア欠場の日本も出場権獲得


第23回世界女子ジュニア選手権が、6月22日から7月3日までスロベニアで開かれます。コロナ禍の中、世界各地で予選が行なわれ、各国が続々と出場権を手にし、32ヵ国中31ヵ国が名乗りをあげています(残り1枠はワイルドカードで未定)。

「コロナ禍でのアジア女子ジュニアが閉幕 インドが初の王座に」でお伝えした通り、アジアからはアジア女子ジュニア選手権(3月)で上位2ヵ国に入ったインド、イランが世界ジュニア行きを決めていましたが、さらにカザフスタン、韓国、日本が代表の座につきました。もともとアジアには世界行きのチケットが5枚(通常の地域枠4+前回大会〈2018年大会、韓国が3位〉の成績枠1)あり、そのための追加措置と思われます。

日本は過去の実績が認められて世界大会へ出場できるようになりましたが、日本ハンドボール協会は出場するかどうかを協議中とのこと。

また、出場権を手にしていたロシアは、国際ハンドボール連盟(IHF)がロシアのウクライナ侵攻を受けて大会参加を禁止したため、出場が取り消されました(同様に8月の世界女子ユース選手権も参加禁止に)。

今大会は24ヵ国から32ヵ国に拡大されて行なわれる初の大会に。1次リーグは4ヵ国ずつ8グループに分かれてリーグ戦で争われます。

IHFはシード順を発表し、日本はシード4に入りました。
シード順は以下の通りです。

 

【世界女子ジュニア シード順】
シード1:ハンガリー、フランス、インド、スウェーデン、ルーマニア、デンマーク、クロアチア、ドイツ
シード2:ノルウェー、チェコ、アルゼンチン、スイス、スロバキア、スロベニア、イラン、ポーランド
シード3:オランダ、モンテネグロ、アンゴラ、ブラジル、カザフスタン、チリ、エジプト、チュニジア
シード4:韓国、日本、パラグアイ、ギニア、メキシコ、アメリカ、オーストリア、ワイルドカードチーム

 

組み合わせ抽選は4月13日を予定。シード4→シード3→シード1の順に各組へ振り分けられ、シード2の開催地スロベニアが、どのグループに入るかを選択します。その後、残るシード2の7ヵ国を抽選で振り分けます。

シード4のワイルドカードは後日決定予定。

この世代は2020年の世界女子ユース選手権が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、今大会が初の世界大会となります。