おりひめジャパンが第1回強化合宿を実施
日本女子代表・おりひめジャパンは、4月9日から16日にかけて、8月に広島で行なわれるパリ・オリンピックのアジア女子予選に向けた2023年度第1回強化合宿を、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行ないました。
今回参加したのは初招集の7選手を含めた30人。「パリ・オリンピックの予選が近づき限られた時間ではあるが、多くの選手を見たい」という楠本繁生監督の希望で、大所帯での合宿となりました。
最終的な選考に向けて、「(攻守ともに)複数のポジションをこなせる選手を求めている。走るハンドボールをしたいので、守れて走れる方がいい。自チームではどちらか専門だとしても、両方やってもらいたい」と話した楠本監督。ほかにも「5分、10分の短時間でも自分の仕事ができる選手を選びたい」と、爆発力のあるプレーヤーの登場に期待を寄せました。そうした1人ひとりの能力はもちろん、「いろいろな選手の組み合わせを試して、どんな味が出るのか」(楠本監督)を、チェックすることも目的として合宿に臨みました。
日本女子代表は代表チームの強化だけでなく、ハンドボール普及活動のため、今年度も全国各地で強化合宿を行なうことにしています。4月23日から5月6日にかけて福岡、大分で第2回、5月17日から24日にかけて山口、香川で第3回の強化合宿が予定されています。